オーレリアンヴェルデニュイサン=ジョルジュ 2006 新作登場,最新作 —— 4,900円
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ニュイ・サン=ジョルジュ(2009.02.08 いのまた)
透明感の高い明るめのガーネット。リムにはより鮮やかな赤。充ち満ちている赤い果実。高い熟度、厚味のある果実味。。心持ち低い重心。やや湿り気を帯びた、きめ細かな重い土。ゆっくりと起き上がる。根の張った、土の風味。「凝縮」した果実味。濃密な味わい。厚味ある輪郭。質量を伴った真珠の輝き。滑らかな存在感。緊密に詰まった質感

果実味、躍動感は共通しつつ、5つの村の特徴を見事に描き分けている。こちらのニュイ・サン=ジョルジュもその辺りがハッキリと現れます。でも、厳密には「描いて」いるのではなく「現れてくる」。自然・風土とそれをリスペクトする人が織りなす・・・不思議な関係の結果です。2日目ですが、alar好みのクロ・デ・コルヴェとか、アルジリエールと同類の味わいが深みを増して迫ってきます。かなりの「旨味系」です。
  2004年物のコメントです
フレッシュなクランベリー、豊潤なフランボワーズ、上品なキリッシュ、小さな赤い実がきちんと並んでいます。シロップにも似た甘い香り。落ち着きのある繊細なタンニン、ミネラル。雑味なくすんだ香りが清々しい・・。色合いも若々しく艶やかなルビー色の液体は、グラスをゆっくりと回すごとにその香りを開いていきます。

「果実味に彩られたしっかりとした酸とミネラル」が、このワインの味わい。口全体で感じる余韻の長さ・・・乱れがなく、最後まで整ったまま消え入ります。美は時に力強い!

まだまだ若く、細やかな表情、重層的な複雑な味わいは生まれていませんが、生まれる要素は持っています。見かけ以上に芯が強い。外見的な美しさだけでなく、天性の強さをうちに秘めている・・・・と言ったところでしょうか?クリアーだが重厚さがある。おそらく今なら、一度デカンターに移し替え1時間おくと80%ぐらいの力を味わえると思います。・・・では100%は?残念ですが、少なくとも後3年、ゆっくりとお待ちいただくしかありません。(2006.08.04 いのまた)

この畑はどの辺りでしょうか?・・・どうせ、当たらないと思いながら想像すると・・・ヴォーヌ側ほどスパイシーでない、プレモ=プリセの辺りほどミネラル感は堅くない。・・・・と言うことはサン=ジョルジュ周辺?果実味の太いところは控え目なので、プルミエクリュの上に連なる畑なのかな・・・・など浅知恵をくりながら、考えていると・・。

丁度、抜栓後24時間。幾分酸味が・・乱れてきた、と言ったところですが、全体的には良い感じ。落ち着くところに落ち着いています。加わる要素は、干した赤い実、紅茶の葉、しめやかな薔薇の花、焼き栗の甘味、唐松林の落ち葉の香り・・・・ごく僅かですが、来るべき姿が何となく映し出されています。暑さがやわらぎ、ふと朝の涼しさが清々しい・・そんな初秋の風景です。でも、3年は長いな・・・・。(2006.08.05 いのまた)
1604年からコート・ド・ニュイに居を構えるヴェルデ家。いち早くオート・コートの魅力に着目し、そこで化学薬品を使わずにブドウを育ててきました。そしてアラン・ヴェルデは1971年という早い時期にビオロジック栽培を始め、一時肥料の問題で土壌を壊しながらも、これまでビオロジック栽培の価値を疑うことなく続けてきました。目指すところはオート・コート・ド・ニュイのポテンシャルを尊重し、素直にその真価をを引き出すこと・・・その結果得られたワインは純粋で完成度の高いワイン。クラシックでありながら実に「今」求められている味わいです。

そしてそのブドウ作り、ワイン造りは、子息のオウレリアンに受け継がれました。2003年、若干22才の若さでドメーヌを引き継ぐと、さらにドメーヌから独立したネゴシアンとしてニュイ各地の畑から葡萄を買いながら、新しい境地を切り開き始めました。父から受け継いだ事を尊重しながら、栽培・醸造学校で学んだことを踏まえ、そしてとらわれず。また自然派ワインなどのすぐれて個性的なワインに学びつつ、様々な可能性を追求しています。

現在は父から譲り受けたオート・コート・ド・ニュイの畑の半分近くを売り払い、ニュイのより優れた地区に畑ないし葡萄を求めています。結果的にフェルマージュ(小作地)やメタヤージュ(折半小作)による畑をえることができませんでしたが、幾つかの畑で『葡萄を借りる』ことができました。その一つが今回入荷したニュイ・サン=ジョルジュ。彼のスタートとなるワインです。
おそらく2006年5月の後半、ラシーヌさんの事務所へ行って新入荷分を何本か試飲させていただいたときのこと。ひととおり飲み終えたところで登場したのがオウレリアン・ヴェルデ・・・うわ!まいったなこれ!イメージ的には綺麗だけれどただ綺麗で終わらない。レシュノーに磨きを掛け、ビゾを鍛えた・・・と言うことで入荷を首を長くして待っていました。おそらくここ数年で確実に注目を浴びる予感のする作り手のひとりです!・・・・と言いつつ早3年目の2006年入荷です。2006年は村名クラス、コート・ド・ニュイの主要な村名、ジュブレ・シャンベルタン、モレ・サン=ドニ、シャンボール・ミュジニ、ヴォーヌ・ロマネ、そしてニュイ・サン=ジョルジュと揃いました。それぞれ謂われるところの「村の味わいの特徴」良く出ています。

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